2017.01.03

2017年(平成29年)の抱負

札幌幼稚園が、

子供たちの夢・喜び・笑顔一杯のある幼稚園でありたい

子供たちの可能性を伸ばしてあげられる幼稚園でありたい

  平成29年がスタートしました。 明けましておめでとうございます。皆様方にとって、希望に満ちた輝かしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。 さて、今年も、札幌幼稚園が、「子供たちの夢・喜び・笑顔一杯のある幼稚園でありたい」、「子供たちの可能性を伸ばしてあげられる幼稚園でありたい」と願っておりますし、その実現に向けて、職員一同力を合わせて頑張っていくことを心新たに思っているところです。 昨年、子供たちの学びや遊びの姿を見ていて、大変嬉しく思うことがたくさんありました。  YY体操を見ていると、子供たちは、動きが機敏になったり、並び方が上手になったり、大きな声で返事ができたり、体が柔軟になったり、アザラシ、ブリッジ、ブリッジ歩き、側転、逆立ちができたりと、日々成長し集中している姿に触れました。また、卒園生は、小学校でも、走ることが早いということです。 保護者の皆様から、このような声を数多く寄せられていますし、入園見学会の皆様からも、保育の内容についてお褒めの言葉をたくさんいただきました。これらのことは、先生方の励みにもなっています。  サイバードリーム(バーコードを使った双方向英語学習ツール)を導入し、少しずつ視聴していますが、テレビの中のネーティブ(英語を母語とする人)からの問い掛けに、真似して発音したり、クイズに答えたり、歌を歌ったりと楽しく学んでいました。その姿は、とても新鮮で、喜びでもありました。 この時期に、英語の「音」の感覚を身に付けていくと、この後、ずっと残ると言われております。 札幌幼稚園では、漢字かな交じりの絵本読みとひらがな書きを大切にしていますから、相乗効果で理解度が上がっていくものと楽しみにしております。 なお、サイバードリームの取り組みの様子は、在園児の保護者の皆様には、3学期の参観懇談会に見ていただきたいと思っています。  共同制作として、「南は九州から北は北海道までの新幹線の旅」について制作した作品を1階から2階にかけて展示しました。 廊下の壁には、それぞれ、九州新幹線―山陽新幹線ー東海道新幹線ー東北新幹線ー北海道新幹線と子供の絵を貼りました。各部屋には、子供たちと先生とで共同で制作した到着駅の名産品などを掲示しました。素晴らしい出来栄えで、保護者の皆様も感動していました。 最終駅札幌幼稚園駅は2階ホール、そこには札幌幼稚園のよい子の全員の子供たちの絵を展示し、新幹線の旅を楽しんでいただきたました。  これらのほか、漢字学習やことわざ学習、ピアニカ演奏、百玉そろばん、時計の見方、誕生会、「つどーむ」での運動会、お遊戯会などを通して、子供たちの成長している姿を見ることができました。 今年も、先生方の指導力を磨き、「微差大差」「継続は力なり」「積小為大」を大切にしながら、子供たちの無限の可能性を伸ばしていきたいと思っています。 ※札幌幼稚園の特色ある主な教育活動は、次のとおりです。 Ⅰ 札幌幼稚園の主な特徴  「基本的な生活・学習習慣」としては、挨拶、お辞儀、返事「ハイ」、「靴を揃え、椅子を入れる」、「正しい姿勢」(立腰)、整列、集団行動、「話をしっかり聞く」、「時間を守る」などを、開園以来、大切にしています。このことは、お子様が大きく成長していく上で大切な基礎・基本として考えております。 ※躾面では、日本経営教育研究会の定める「私立職員マナー検定1級」の資格を有している先生(全員が合格しています)が指導しています。  漢字かな交じりの絵本読みを、3歳児から始めています。また、四字熟語や俳句、ことわざなどを学びます。持ち物などは、すべて漢字で書いています。子供たちは、漢字を目で見て形を覚えることで、自然と吸収し読めることができるようになります。子供たちには、無限の可能性を感じます。  時計の見方や読み方も学びます。  百玉そろばんを使って、1~100までの数や「足し算」、「引き算」もできるようになります。  ピアニカは、3歳児から始めています。そして、お遊戯会でも発表します。  体育は、コスモスポーツクラブの先生を招いて体力の向上に努め、アザラシやブリッジ、側転、逆立ち、マット、跳び箱などを取り入れています。また、「読み・書き」にも取り組んでいます。平成26年度からYYプロジェクト(ヨコミネ式―横峯・山下式保育)を取り入れています。  英語は、外国人教師お二人を招いて、ゲームをしたり、遊びを通して外国語に触れる機会を多くしています。現在、サイバードリーム(双方向英語学習ツール)も取り入れています。(詳細は、後述)  芝生の園庭で、遊ぶことも大切にしています。昼からの自由保育の中でも遊びます。  新聞社訪問などの社会体験活動や、動物園・水族館などの自然体験活動も大切にしています。 10 給食は、月曜日から金曜日まで完全給食です。 11 預かり保育は、夏・冬・春休み含めて、8時から19時まで行っています。 12 心に残る行事として、運動会(マーチング入場行進、集団体操、バルーンなど)、芋掘り、お泊まり会、お遊戯会(オペレッタ、舞踊劇、お遊戯、器楽合奏など)、誕生会(司会は、子供と先生のコラボ、ピアニカ演奏による入場、出し物の工夫など)、餅つき、クリスマス会、生き雛写真(年少と年長組時)、豆まきなどがあります。 Ⅱ 具体的な保育内容 Q1 体育教室では何を学ぶの?
指導する先生は ①   コスモスポーツクラブの体育専門の先生です。 ②   クラスの先生による指導です。
いつ指導するの ①   週1回の木曜日、コスモの先生による1クラス20分程度の指導です。 ②   コスモの先生のアドバイスを受け、クラスの先生により、毎日継続した指導をします。
どんな内容 ①   年齢に応じたYY保育(走る、柔軟、体操、跳び箱、マット、鉄棒、アザラシ、ブリッジ、側転、逆立ち等)をします。運動神経が発達します。 ②   運動会には、バルーン、集団体操も取り入れます。 ③   YY保育は、読み書きも学びます。
確かな成長の姿 ①   3歳児からYY保育をしますので、運動をつかさどっている小脳にもよい影響を与えていきます。 ②   体の動きも早くなり、意志力などが身に付きます。 ③   小学校に行っても走るのが早く、リレー選手に選ばれる子供が多くいます。
※YY保育→ヨコミネ式教育法を考案した横峯吉文先生と幼児活動研究会代表取締役山下孝一先生のお二人の頭文字。YYプロジェクトとも言います。 ※ヨコミネ式教育法→「心の力」「体の力」(運動神経は6歳までに大きく発達)「学ぶ力」(読み・書き・計算の繰り返し学習)の3つの力の育成を目指しています。 ※保育終了後、幼稚園内で課外の体育教室があります。(別途料金) Q2 石井式漢字教育では何を学ぶの?
指導する先生は ①   石井方式初級指導者認定の資格を有したクラスの先生です。 (年3回ほど、専門の先生により指導法についてアドバイスを受けます)
いつ指導するの ①  1日10分程度の指導が基本です。 (言葉の学習は、5歳以前が重要で、この時期に豊かな言葉を身に付けることが大切)
どんな内容 ①   3歳児から、漢字かな交じりの絵本を読みます。 ②   フラッシュカードを取り入れ、漢字を学びます。 (漢字を書くのが目的ではありません)
確かな成長の姿 ①   人の話を集中して聞き、考える力が身に付きます。 ②   漢字カードを見せながら絵本を読み、お話好きな子になっていきます。 ③   本を読むことが好きになっていきます。
※石井式漢字教育→石井勲教育学博士の指導法。(幼児期の最初から、漢字かな交じりで学ばせることが大切) ※保育終了後、幼稚園内で課外のピノキオ教室があります。(別途料金) Q3 英語教室では何を学ぶの?
指導する先生は ①   FEC英語クラブの2名の外国人講師です。
いつ指導するの ①   週1回の月曜日、1クラス15分程度の指導です。
どんな内容 ①   生の英語を耳にすると同時に、カードなどを利用した遊びを中心としたものです。 ②   CDで音楽を流しながらリズムに合わせて楽しく歌ったり、ゲームなどを行います。
確かな成長の姿 ①   外国人に気軽に話しかけることができるようになっていきます。
※保育終了後、幼稚園内で課外の英語教室があります。(別途料金) Q4 音楽指導では何を学ぶの?
指導する先生は ①   クラスの先生による指導です。
いつ指導するの ①   日常の中で、歌を歌ったり、手遊び、楽器遊びなどを通し、音楽を身近に接する機会を多く設けます。
どんな内容 ①   入園時に、ピアニカを購入して頂き、年少組から色音符を使ってドレミファソの音階から入って、簡単な曲を演奏します。(5指を使っての指導) ②   ピアニカは五指を使って、全園児行います。 ③   リトミック遊び(即時反応・模倣遊び・リズム表現など)もします。 ④   お遊戯会では、タンブリン・鈴・カスタネット・木琴・鉄琴・大太鼓などの楽器を使った合奏の演奏をします。 ⑤   年長組は、運動会でマーチングの発表をします。
確かな成長の姿 ①   音楽が好きになっていきます。 ②   ピアニカは、小学校に行っても上手にひくことができます。
※保育終了後、幼稚園内で課外のピアノ教室があります。(別途料金) Q5 制作指導では何を学ぶの?
指導する先生は ①   クラスの先生による指導です。
いつ指導するの ①   日常の保育活動の中で行います。
どんな内容 ①   制作帳、折り紙遊び、切り紙、粘土など、制作活動を実施しています。
確かな成長の姿 ①   制作活動に興味・関心を示し、糊付けが上手になったり、絵を大きく、上手に描くことができるようになっていきます。
※保育終了後、幼稚園内で課外の造形教室があります。(別途料金) Q6 Cyber Dream(サイバードリーム)では何を学ぶの?
指導する先生は ①   専用のバーコードを読み取るだけで、瞬時に外国人や単   語の映像がモニター画面に現れ、ネイティブスピーカーの音声が流れて、教える側の先生と子供たちが双方向で話すことができます。
いつ指導するの ①   日常の保育活動の中で行います。
どんな内容 ① 会話では、「レベル1」と「レベル2」があり、外国人と楽しく練習できるよう工夫がされています。 ②     歌では、10曲あります。しっかり歌えるように、歌詞の練習や歌の速度の調節などが可能となっています。
確かな成長の姿 ①   英語が好きになっていきます。 ②   日ごとに発音がよくなっていきます。
※サイバードリーム→双方向英語学習ツール。(教える側と子供たちがコミュニケーションを取りながら、自然に楽しく取り組むことができる英語学習) ※語学では、自然と正しい音を聴き取れる「環境」と「毎日の繰り返し」が大切です。 Q7 ICT学習タブレットでは何を学ぶの? 
指導する先生は ①   タブレットを使って、クラスの先生による指導です。
いつ指導するの ①   日常の保育活動の中で行います。
どんな内容 ①   学研知育タブレットキッズボードでは、タブレットPC(パソコン)の活用によって感覚的に指や目、耳を使って楽しく学ぶことができます。遊び感覚で学ぶことができます。 ②   「文字と言葉」「かず」「知恵」などのコンテンツ(88のコンテンツと518の問題)が入っています。 ③   例えば、「文字と言葉」では、ひらがなの見分け方や一字の読み、言葉、簡単な文などを学びます。また、ひらがなの書き順も学びます。
確かな成長の姿 ①   文字や数の定着力、学ぶ意欲につながっていきます。 ②   自主的な学習態度が身に付きます。
※ICT教育→情報通信技術(ICT)を活用すること。具体的には、電子黒板やノートパソコン、タブレット型端末などを用いた教育。 ※コンテンツ→情報の内容、情報の中身。 ※政府は、平成32年度(2020年度)までに児童生徒1人1台タブレットPC配布へ向けて動いています。
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