当学園では、開園以来、基本的生活習慣とりわけ「躾(しつけ)」を幼児教育の基本としてきました。「三つ子の魂百まで」といわれるように、この時期に身についた全てがその人間の一生に大きな影響を及ぼします。「人は教育によってのみ人間となる」と言われ、人間教育のスタートが「躾」であり、躾一人間としての軌道に乗せることを意味します。
『躾の三つの基本』と『立腰(腰骨を立てる⋯姿勢を正す)』を活動の基本として、活動のあいだに毎日少しずつ繰り返し指導して行きます。
躾と立腰を保育活動の基本として、生活全般の中での挨拶、後片付け、けじめ等の基本的生活習慣や姿勢正しく話しを聞ける態度と心を少しずつ身につけるよう指導して行きます。
「物が揃うと心が揃う」「姿勢がよくなると心がよくなる」「お話は、目を見て、心で聞きましょう」⋯この様な声がけを真剣なまなざしで受け止める子どもになります。
立腰による椅子の座り方にも
この様な思いが込められています。